HYPERCONCERTO株式会社のチーフエンジニア雑記Blog

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【4bit CPU自作】環境準備

作例ではNexys 4 DDRを使用していきますが、他のFPGA評価ボードでも使用できると思いますので適宜読み替えて進めていただければと思います。
今回使用するNexys 4 DDRXilinx社のArtix-7というFPGAを搭載しています。

BASYS 3とNexys 4、Nexys 4 DDRも同じ品種のFPGAを使用しています。
あとFPGAベンダーで主流なのはXilinx社とAltera社の2つです。
Altera社の評価ボードですとDE0やDE1が一般的になるかと思います。
記述言語は共通ですので記述自体は流用できると思います。

FPGAVerilog HDLという専用の記述言語を使用して素子の定義を行いますので
当然ながら、専用の開発環境が必要になります。
開発環境って有料ですよね?という疑問がありますが、機能限定版なら無料です。
Xilinx社のWebサイトからVivado Web Packをインストールしてください。
ダウンロードとライセンスアクティベーションをするために、サインアップが必要となりますのでご注意ください。
ライセンスですが、必ずVivado Web Packのライセンスを取得してください。

標準構成でインストールしライセンス認証ができ、起動できたら下記のような画面が
表示されます。
※執筆時ではVivado 2015.2を使用しています

インストールでお腹いっぱいですね。
私はライセンス取得ではまりました。
次回はFPGAボードのLEDを点灯できたらいいなぁ