HYPERCONCERTO株式会社のチーフエンジニア雑記Blog

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【4bit CPU自作】Lチカ

さっそく定番のLEDチカチカ略してLチカしたいところですが、また事前準備があります。
評価ボードのピンアサイン情報が定義されたXDFファイルを入手する必要があります。
Nexys 4 DDRですが、Digilent社のWebサイトの下記URLのDSD-0000478をダウンロードしてください。

Vivadoを起動して新しいProjectを作成します。
途中でxdcファイルの指定がありますが、ダウンロードしてきたファイルを指定します。

FPGAの品番を選択する項目がありますのでNexys 4 DDRの場合、xc7a100tcsg324-1を選択します。
※BASYS 3の場合はxc7a35tcpg236-1だと思います

Lチカするだけの回路をVerilog HDLで記述します。
動作仕様
1.ボタンを押したらLEDが消える
2.ボタンを離したらLEDが点灯する

下記のようなコードになります
module led1(
SW,
LED
);

input SW;
output LED;

assign LED = ~SW;
endmodule

となります。
Verilog HDLは配線を定義する言語との事ですので、サンプルコードでは
SWの状態に対してNOTを定義しています。
SWがONであれば0を返しOFFであれば1を返すようにしています。