HYPERCONCERTO株式会社のチーフエンジニア雑記Blog

hyperconcerto株式会社のチーフエンジニアが日々気づいたことを書いています

【Python】Windowsで開発環境を作ってみる

PythonWindowsで開発環境を作ってみる

今大人気のPythonに挑戦したいと思います。
本当は、Raspberry PiがPython使わないといけない関係で、日常的に使うWindows
開発環境を作ろうかと思いついたわけです。

結論から言うとかなりはまりました。
色々妥協した結果一通り動く環境ができたので環境構築手順をまとめておきます。

OS
Windows 8 64bit
Windows 7 64bit

まずインストールするパッケージですが、お題としてリアルタイムFFTに挑戦したいので
numpyとmatplotlibが必須となります。
ついでにscipyや高速描画グラフで有名なpyqtgraphも入れます。
最初は最新のPython3.5 64bitでいいかなと思っていたのですが、他のモジュールが入らないので断念しました。

構築手順
まずPython 3.4.4 x86 をインストールします。
環境変数に登録するをチェックしてください。
その後、管理者権限でコマンドプロンプトを起動しpipをバージョンアップします。
python -m install --upgrade pip
Pyaudioをインストールします。
python -m install pyaudio
numpyとscipyとPyQt4とpyqtgraphのインストーラー形式のモジュールをダウンロードしインストールします。

各ファイル名
numpy-1.10.2-win32-superpack-python3.4.exe
PyQt4-4.11.4-gpl-Py3.4-Qt4.8.7-x32.exe
pyqtgraph-0.9.10.win32.exe
scipy-0.16.0-win32-superpack-python3.4.exe

pipでもインストールできそうな気がしますが、失敗するのでインストーラーで行ってください。
微妙に古いバージョンを使っている理由は、パッケージが壊れていてインストールできないためです。

最後matplotlibをpipでインストールします。
python -m install matplotlib

Visual Studio 2015のインストール
特別な設定は不要ですが、カスタムインストールでPythonの機能を有効化してください。

次回はmatplotlibとnumpyを使ってリアルタイムスペクトルアナライザを作ってみましょう

ハイパーコンチェルト株式会社